独学受検は危険がいっぱい!

2級以上の独学受検には、覚悟が必要です
簿記検定に挑戦する受検者の多くは、独学という学習法を選択しているそうです。独学は手軽で費用があまりかかりませんし、自由な時間に自分のペースで学習できるという魅力がありますね。
確かに、日商簿記3級程度のレベルの試験であれば、書店やインターネットなどでテキストや問題集を買って勉強すれば、1ヶ月もかからずに合格できてしまう人も多いはずです。
しかし、簿記検定は3級から2級にレベルアップしたとたんに、難易度が急激に上がってしまうのが特徴。2級の出題範囲には、多くの受検者が苦戦する工業簿記も加わりますし、3級レベルの学習は余裕で理解できたのに、2級になったらついていけずに挫折…ということも考えられます。
しかも、独学での受検には大きな壁が立ちはだかります。
当然のことですが、分からない問題などがあるときに、すべてを自分の力だけで解決していかなければなりません。学習スケジュールも自分の判断で管理しなければなりませんし、テキストや問題集も自力で買い集めることになります。
これは、資格試験用テキストの全般に言えることなのですが、市販のテキストの多くは、大手の資格予備校が受講生を集めるための宣伝の一環として作っているもので、それ1冊だけで検定に合格できるほどの知識を身につけられるものではありません。傾向が偏っていたり、重要項目を絞りきれてイいないテキストや問題集が多いので、数冊買い集めて検討し、足りない部分があったらまた買い足す、という作業を行う必要があるでしょう。
さらに、商法や税法の改定などで会計基準が変わることもよくあるので、最新の法改正情報もチェックしておかなければなりません。
独学では、学習以外の部分でクリアしなければならない壁が多すぎて、なかなか学習に集中するに至らないというのが現状でしょう。
ひとりですべてに立ち向かおうというのは、気楽なようですが常に不安に苛まれることを覚悟しておく必要があります。
そんな無駄な苦労をせずに試験に合格したいという人は、検定試験のプロである資格予備校や通信講座などを受講することをオススメします。